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まんが日本の歴史どれがいい?おすすめ5社を紹介

日本の歴史おすすめ5選アイキャッチ画像 小学生の学習

まんが日本の歴史、どの出版社を選ぶべきか、悩みますよね。多くの出版社から発売されているし、どれも同じに見えます。

でも、適当に選んで買ってしまうと、全く読まれない&本棚に眠ったまま、なんてことも考えられます。

さらに全巻セットの場合は、価格もけして安くないので、失敗はしたくないですよね。

そうならないように、ポイントをおさえて、目的に合った「まんが日本の歴史」選びが重要です。

目的に合ったものであれば、ただ「読む」だけではなく、ひいては、

・歴史が受験の得意科目になる
・史跡や文化などにも興味をもち、行動が広がる

・一生モノの買い物になる(大人の学び直しにも)

などの、ポジティブな結果へとつながっていきます。

本記事では、どれを選べばよいかわからない!、そんな方のために、2023年のおすすめ5社と、選ぶポイントを紹介しています。

これで、迷いがなくなること、間違いなしです。

こっきーブログのおすすめNo.1
【小学館版学習まんが日本の歴史】41年ぶりにフルリニューアル
この記事を書いた人
  • 中学1年生の息子をもつアラフォー主婦
  • 3人子どもがいるため、「第一線で長く使えること」を大切に選びました

まんが日本の歴史 おすすめの5選!

今回取り上げるおすすめの出版社は、以下の5社です。

まんが日本の歴史 おすすめ5選
  • 小学館『小学館版学習まんが日本の歴史』
  • 角川書店角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』
  • 集英社『学習まんが 日本の歴史』
  • 講談社『学習まんが 日本の歴史』
  • 学研『学研まんが NEW日本の歴史』
どれも一流です!

それぞれ、特色を簡単に紹介しますね。

小学館『小学館版学習まんが日本の歴史』

日本の歴史全巻セット

2022年12月、41年ぶりに全面リニューアルしました。CMでご覧になった方もいるでしょうか?

実は我が家は、小学館を購入しました。最新の全巻セット購入レビュー、口コミ記事は以下です。

小学館の最新版「まんが日本の歴史」全巻セット購入レビューはこちら!

小学館の特徴をまとめると、この3点です。

  • 2022年12月発売で、他社の既刊シリーズのなかで最も新しい
  • 最新の学習指導要領に沿って、近現代史の比重が高い
  • 編集協力が、歴史の教科書で有名な、「山川出版社」

新発売=最新の知見が反映されているわけで、これから受験を控えているお子さんには最大の魅力です。

また旧版でのウィークポイントでもあった、近現代史の強化

後発組の他社が近現代史に力をいれている点からも、今回のリニューアルの目玉と考えられます。

そして極めつけの山川出版社。歴史の教科書や、一問一答集が超有名ですね。

歴史の受験勉強をした経験があれば、知らない人はいないでしょう!

まさに、王道に王道を詰め込んだ贅沢なパッケージ。

絵柄も大幅にタッチが変わり、現代的な絵柄に寄せてきています。第1巻試し読みはこちらから。

全巻セットは重たいので、ネット購入がおすすめ

角川書店『まんが学習シリーズ日本の歴史』

角川書店の特色、3大ポイントはこちらです。

  • 人物中心のストーリー性の高い展開で、歴史の流れをつかみやすい
  • 近現代史の比重が高い
  • 子どもに好まれやすい現代的な絵柄で、6年連続売上No.1(2016年~)

角川の最大の特徴は、まんがそのもののわかりやすさです。

故・山本博文先生監修(東京大学)で、「東大流」の、歴史の大きな流れをつかむことをテーマに作られています。

情報量も豊富でありながら、低学年からでも読みやすいのが魅力です。

また現代的な絵柄は子どもたちに好まれやすく、ソフトカバーでコンパクトなサイズ感が、人気を博している秘密です。

絵柄も現代的で人気です。試し読みして、チェックしてみてください。

全巻セットは重たいので、ネット購入がおすすめ

集英社『学習まんが 日本の歴史』

集英社の3大ポイントはこちら!

  • 近現代史の比重が高い
  • 各巻の表紙を、集英社各誌で活躍している著名な漫画家が担当
  • 東進ハイスクール講師の野島博之先生が総合アドバイザー

東進ハイスクールの野島先生が総合アドバイザーをつとめ、大学入試を意識した、近現代史の比重の高さが特徴。

各巻の表紙を担当している著名な漫画家は、NARUTOやジョジョの奇妙な冒険、キングダムの作者さんです。(※注:中のページは別の漫画家が担当しています)

試し読みを読む限り、難易度は小学館・講談社ほどではありません。

中学受験から十分対応できる内容の濃さと、視覚的なわかりやすさ(カラーページの多さや太字の重要語句)のバランスがとれています。

2021年にソフトカバーのコンパクト版も発売になり、持ち歩きやすさもウリのひとつ!

厩戸皇子のジョジョ立ちも有名です。公式のトップページから試し読みできます。

全巻セットは重たいので、ネット購入がおすすめ

講談社『学習まんが日本の歴史』

講談社のポイントはこちら。

  • 中学受験から大学受験まで使える対応力の高さ(圧倒的な情報量)
  • 2020年発売で比較的新しく、令和まで描かれている
  • まんがそのものの面白さ(本文ページも、メジャー誌で連載経験のある実力派の漫画家が担当)

講談社は、小学館と並ぶ情報量を誇ります。ページ数も巻数も互角の20巻・4480ページ!

また欄外には「マメ知識」がなんと約3500本も掲載されています。

発売も2020年と比較的新しく、令和の時代まで描かれているのは、小学館と講談社だけ。

試し読みをするとわかりますが、個人的に、まんがが面白いと感じます。

第1巻は「将太の寿司」の寺沢大介、11巻の「ゴッドハンド輝」の山本航輝など、全巻有名な方ばかり。

ただ、近現代史は20巻中3巻にとどまるので、この点をどう見るかというところ。

講談社の試し読みはこちらです!ぜひまんがそのものも読んでみてください

全巻セットは重たいので、ネット購入がおすすめ

学研『学研まんが NEW日本の歴史』

学研は5社の中では少し異彩を放っています。

  • まんがが全巻オールカラー
  • 全巻分のDVDバージョンがついていて、まんがを映像で体験できる
  • 人物中心のストーリー展開で歴史が苦手なお子さんでもわかりやすい

特徴を見てわかるように、4社に比べると比較的ライトな仕上がりになっています。

まんがはオールカラーで、DVD付。たとえまんがであっても読書が苦手ならば、DVDで見せたろう!という斬新な技です。

ストーリーは人物中心で、大河ドラマをザーッとみているような感覚です。エンタメに近い感覚で楽しめるのが学研の魅力でしょうか。

ドラマチックなストーリーが好き、歴史が苦手、読書が苦手なお子さんにはとってもおすすめです。

絵柄も現代的で、おしゃれなテイストです。試し読みはこちらからできます

全巻セットは重たいので、ネット購入がおすすめ

「まんが日本の歴史」選ぶポイント

お父さん
お父さん

おすすめはわかったけど、どれを選べばいいか、わからない…

わかります。我が家もそうでした。安い買い物ではないから、できれば失敗はしたくないですよね。

そこで、お子さんにぴったりの歴史まんがを選ぶために、どんな点を重視すべきか?

「まんが日本の歴史」を選ぶためのポイントは、以下の4点です。とんでもなく普通の主婦ですが、ひとつずつ解説していきますね。

まんが日本の歴史を選ぶポイント
  1. お子さんの年齢
  2. 歴史への興味関心度
  3. 買う目的 受験か、学校の補強か
  4. まんがの絵柄の好み
この4点に絞れば間違いなし

お子さんの年齢

年齢。これはとても重要です(いや、①から④まで、すべて重要なのですが…)

たとえば、お子さんが小学校低学年の場合。まだ、歴史の授業は始まっていません。

ですので、情報量豊富で受験対策向けの出版社はおすすめではありません。

でも、中学受験を想定してる場合はどうでしょう?歴史は、受験科目「社会」に含まれている単元です。

4年生、早ければ3年生?から勉強を始めなくてはなりません。

しかも、中学受験の歴史の試験問題は公立高校の試験問題より難しいという説もあります。

そもそも勉強が比較的良く出来る層が中受するので、問題もマニアックになりますよね~

社会以外に受験科目は4教科もあるし、歴史はまんがで補強するのも、ひとつの作戦。

じゃあ、年齢と目的のバランスがとれた出版社はどれか?という選び方が重要になってくるわけですね。

低学年からの中学受験対策であれば、角川書店や集英社がおすすめです

歴史への興味関心度

これは当たり前のことですが、歴史にまったく興味がない、あるいは関心が低いお子さんに、強制的に買い与えるのはおすすめできません。(高い買い物だし)

間違いなくタンスの肥やしに…

逆に、少しでも歴史に興味がある兆候が出てきたら…それは良いチャンス!

「学校の図書館で借りてきた!」「ドラマやアニメで見た!」など、小さな反応があったら。

まるでドラマや映画を観るような、エンタメ感覚で学べる歴史まんががおすすめです。

そんな場合には、読みやすい学研がおすすめです

購入の目的は?受験対策 or 定期テストの補強

このポイントは、明らかに目的が異なりますよね。

受験目的
定期テストの補強目的
  • 情報量が豊富なもの
  • 新学習指導要領に沿った最新の知見が載っているもの
  • ストーリー性の高いもの
  • 時代の中心人物の動きに沿ってメインストーリーが進むもの

受験対策の目的は、まんがを参考書として使うこと。

文字だらけで味気ない、教科書の行間を埋めるためですね。

ビリギャルが典型例です。一度は聴いたことがあるかもしれません。

ビリギャル】
歴史の受験勉強のために、「小学館版学習まんが日本の歴史」を読んでいたことは、かなり有名。

『ビリギャル~学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA、平成25年12月刊)』

同著の作者、坪田信貴さん(ビリギャルを教えていた)は、歴史が苦手な生徒の学習法として、小学館のまんが日本の歴史を指定。ひたすら読むことを勧めたという。

では、定期テストの補強目的の場合はどうでしょうか?

定期テストの成績アップには、「歴史の大きな流れをつかむ」ことが重要になってきます。

点ではなく線で史実を理解するために、まんがは大いに役立ちます。

したがって、

  • 【小学校低学年】
    受験でも、定期テスト対策でも、角川書店が理解しやすいのでおすすめ
  • 【高学年や歴史好き】
    【高校受験・大学受験】
    小学館・講談社・集英社がおすすめ
  • 【歴史が苦手】
    【定期テストに全振りしたい中学生・高校生】
    角川書店・学研・集英社が候補

まんがの絵柄の好み

歴史に興味を持ち始めたばかりのお子さんや、興味関心度が低いお子さんにとっては、絵柄は意外と大事ですよね。

この場合は、実際の絵柄を見て、お子さんに選んでもらうのが一番

一緒に書店に行ったり、webで試し読みを見たり。

【小学館】リニューアル前は素朴なタッチの絵柄でしたが、2022年の全面リニューアルで、現代的な絵柄に大幅チェンジ。

5社とも、最近の子どもたちにはなじみやすい絵柄になっています。

表紙のみ、著名な漫画家が描いている出版社もあります。

注意点としては、5社とも複数の漫画家さんが執筆を担当していること。

もし気に入った絵柄があっても、全ての巻がお気に入りの絵柄ではないので、注意が必要です。

最初のうちは、好きな絵柄の巻だけ読む現象がおきるかもしれません…。

でも、馴染みの薄い読み物としては、最初のうちはオールオッケー!

読み方にルールなんてないし、お子さんの自由でいいですよね。

受験対策対応の4社、どう選ぶ? 【小学館・角川・集英社・講談社】

受験目的の場合は、小学館・角川・集英社・講談社がおすすめと書きました。

スーパーキャリアではない受験勉強経験者が考える、4社の中から選ぶための、3大ポイントがこちらです。

受験勉強の手段としての歴史まんが
  1. 発行年・最新の知見
  2. 近現代史の比重
  3. 監修者
①~③はマスト!

東大や京大などスーパーキャリアの見解もいいけど、普通の人の意見にも、目を通してもらえたら嬉しいです(東大や京大出身だったら、歴史まんがを読まずとも教科書で足りてそうです)。

では、①からひとつずつ確認してみます。

発行年はいつか、アップデートされているか

各出版社の発行年、改訂年
出版社発行年改訂
小学館1988年2022年
角川書店2015年
集英社2016年1968年,1983年,1998年,2016年
講談社2020年

出版年、改訂年を確認すると、小学館と集英社に改訂履歴がありました。

小学館が2022年にオールリニューアルして発売、集英社は2016年の発売までに過去3回の改訂を重ねています。

角川書店・講談社は、改訂はされていません。

講談社は2020年発売なので、情報としてかなり新しいですね。

近現代史の比重

近現代史の比重
出版社巻数年代
小学館全20巻中9巻明治維新~令和
角川書店全15巻中3巻(13巻~15巻)
+別巻3巻
明治時代後期~平成
集英社全20巻中8巻(13巻~20巻)明治維新~平成時代まで
講談社全20巻中3巻明治時代後期~令和

学習指導要領が改訂され、これまでよりも教科書内での近現代史の比重が大きくなりました。

当然、試験問題も近現代史の割合が増えるので、対応力がカギとなります。

■比重が大きい
小学館・角川書店・集英社
小学館が全20巻中9巻、角川書店が全15巻中6巻(別巻含む)、集英社が全20巻中8巻を近現代史にあてています。

■令和まで描かれている
小学館と講談社です。しかし講談社は近現代史が20巻中3巻なので、比重としては少ないです。

集英社と角川は比重は大きいですが、2社とも、時代は平成で終わっています。

令和まで描かれており、かつ、近現代史の比重が高いのは、小学館のみです。

監修者はだれか

監修しているのはだれか?

本を作るにあたり、意見や助言をし、全体に大きな影響を与えるのが監修者です。

監修者は、大きくふたつに分かれます。

各シリーズの監修者一覧
出版社監修者監修者の肩書など
小学館山川出版社
角川書店山本博文 東京大学教授東大教授を歴任
集英社各時代ごとの専門家が監修(設楽博巳,仁藤敦史,ほか)東大名誉教授,国立歴史民俗博物館教授,東大教授
講談社各時代ごとの専門家が監修(若狭徹,遠藤慶太,呉座雄一ほか)考古学者,歴史学者

小学館と角川書店は、全巻を通してひとりの専門家、もしくはひとつの会社が監修を担当しています。
集英社と講談社は、各時代ごとに、それぞれの専門家が監修しています。

ひとり(ひとつ)が全巻を監修

統一された歴史観が反映される。シリーズものとして、テーマに一貫性がでる

各時代の専門家がそれぞれ監修

専門性が高くなる(資料としての情報量の多さや精度の確かさ)

どちらを選ぶかは、あなたの方針しだい!

…いいかげんな文章ですが、この点は、純粋にどちらを好むかだけです。

ちなみに…講談社の監修者・呉座雄一さんは、ベストセラー、「応仁の乱ー戦国時代を生んだ大乱」の著者です

まとめ

まんが日本の歴史5社の比較-

歴史まんがで迷っている人の参考になればいいな…と思いを込めつつ、本記事を書きました。

繰り返しになりますが、日本の歴史の学習まんがは、適切なポイントをおさえて選ぶと、間違いがありません。

もう一度!学習まんがを選ぶポイント
  1. お子さんの年齢
  2. 歴史への興味関心度
  3. 購入する目的
  4. 絵柄の好み
もう一度おさらい!

迷っている方へ、少しでも検討の材料になれば嬉しいです!

お子さんに合った歴史まんが、見つけてくださいね。

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