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英検準2級|小学生が、1ヶ月で一次試験に合格した勉強法

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・リーディングの点数が上がらない!

・3級はすんなり合格したけど、準2級になって勉強がうまくいかない!

こんなタイプのかたは、多いのではないでしょうか。

我が家の小学6年生も、そうでした。

準2級は、「3級の延長」などと言われますが、油断すると、足元をすくわれます。

準2級に合格するためには、

こっきー語る
こっきー語る

単語数、文法、読解力の基礎力アップと、ライティングのテクニックが必須です

応用は出ないけれど、出題範囲が格段に広くなるのが準2級。

だからこそ、集中力がない小学生は、効率よく勉強する必要があります。

点を取れるところ知り、戦略的に勉強することで、無駄が減ります。

浮いた時間で、二次試験対策にも時間をさけるはず。

得意を伸ばし、準2級にサクッと合格しましょう。

この記事でわかること
  • 小学生でもライティングは伸ばしやすい
  • 効率的、経済的なリーディングの勉強方法、使用教材

わが子の試験結果

こちらが結果です。

リーディング 23/37 正解率 62%
リスニング  25/30 正解率 83%
ライティング 14/16 正答率 88%

全体の正答率は、83%でした。

英検CSEスコアとは

各級の合格ラインのCSEスコアは決められています。準2級は、1322点。

英検は、素点で点数が決まるわけではありません。

素点から統計的手法を用いて、3技能それぞれのCSEスコアを均等に算出しています。

ですから、リーディングの素点が低かったとからといって、必ずしも悲観することはありません。

ライティングの比率もリスニング・リーディングと同じなのです。

つまり、ライティングは小学生にとって、強い味方になります。

これは、大きなプラス要素です。ライティングについては、後で詳しく見ていきます

結果の振り返り

リーディングでカバーしきれないところを、リスニングとライティングで補ったかたちです。

リスニングは、幼稚園から英語を習い、現在もECCを続けているので、ある程度の得点を見込んでいました。(ECCジュニアの体験談も記事にまとめています)

ライティングは、冒頭でも述べましたが、3級受験のときにコツをつかんで、得点源になるように学習してきました。

課題であったリーディングを、1問でも正解することが重要なポイントだったので、今回は優先度を上げて勉強してきました。

しかし、大問1の文法問題(No.11~20)で多く取りこぼす結果となりました。

大問1の後半は、まだ文法を体系立てて習っていない小学生には、難易度高めです。

そんな小学生でも、一定のコツをつかめば、ライティングで大きく挽回できるということです。

準2級の問題とは?

勉強を始める前に、まずは問題の把握が必要です。

リーディング

3技能のうち、まずはリーディングについて。全37問あり、大問1から4に分かれています。

リーディング

大問1:単語力と、熟語・文法力を問う問題
大問2:会話文形式で読解力を問う問題
大問3:長文問題、空所補充
大問4:長文読解問題 内容一致選択

準2級のレベルは「高校中級程度」と言われています。

単語と文法

準2級に必要な単語数は、「2600~3600語」。単に知識を問われているだけなので、作業としては「覚えればいいだけ」です。
しかし!
正直言って、これを全て覚えきることは…不可能です。
間に合わないし、むしろここにこだわり過ぎていると、「小学生の間に準2級合格」は難しいです。
あくまでも小学生での合格を目指す場合は、範囲は絞る必要があります。

文法も、同じ理由です。
比較・最上級・接続詞、関係代名詞・関係副詞・助動詞・感嘆文・完了形・動名詞・不定詞…。
とにかく、複雑な文章が増えます!数えきれないほど…。

高校中級レベルを全て小学生に教え込む…。はい、無理です

大事なことは、英語の基本型を徹底して叩き込むこと。
小学生にはこれで十分だと思います。後の勉強のポイント、「文法力の底上げ」で触れたいと思います。

会話文・長文読解

会話文については、実際に過去問を解いてみるのが一番わかりやすいです。
会話ですので文章が短く会話のテーマもわかりやすいものがほとんど。単語、文法ともに難易度は低めですので、得点源になります。

長文読解は、ある程度数をこなすことが必要です。これについても後述します。

リスニング

リスニングは、小さいうちから英語学習している小学生の強いところです。必ず得点源になります。

唯一気を付けるべき点は、3級と違い、音声は1回しか読まれません。

悩んでいると、次の問題が始まってしまいます。
迷ったときは、直感的に最初にこれだと思ったものを選択することを、子どもには伝えました。

ライティング

3級と作業は同じです。違いは、お題が一段レベルアップしていること。

3級は、自身の好きなことや好きな食べ物などを答える、いわば自己紹介的な内容でOKでした。
準2級では、あるテーマのお題に対して、
AかBのいずれかの立場に立って意見を述べる(理由を2つ添える)

一見難しく考えてしまいがちですが、
要は、正しい文章構成で組み立てていくだけです。
構成は決まっています。これについても後述したいと思います。

ポイント① 語彙力(単語力)の底上げ!

単熟語は、3つの教材を使いました。

①でる順パス単
言わずとしれた、英検対策単語帳の定番です。その名の通り、でる順AからCの順に構成されており、単語は、A~Cまで、それぞれ300語ずつです。

①一通りでる度Cまでやり終える
②でる度A・Bの単熟語は、覚える
でる度Cは、小学生には難易度が高く優先順位は低いので、でる度A・Bを完璧にする。

②スタディギア for Eiken 
英検協会公式の無料の学習サービスです。PCやタブレット、スマホで学習ができます。
単語帳だけでは子どもにも飽きがきたので、せっかくの無料学習サービス、使ってみました。
これが…控えめに言って、「良き!」です。
無料にも関わらず、良いところがありすぎるので、単熟語に絞って良い点を述べますと、

「良い」と思う理由
①単熟語の難易度が★から★★★に分かれており、難易度別の進捗度がパーセンテージで表示される。
②各単熟語ひとつひとつ、間違いが無くなるまで完了マークがつかない。
 完了マークが増えると、進捗のパーセンテージが上がる仕組み。
③スペリングが学べる

文字で書いてもイメージがわきにくいので、実際の学習画面を下に載せました。

単語を、書きながら覚えられるんです。

でる単のように、見ながら覚えることはあっても、紙とペンを用意して、書いて覚えることは面倒になりがちです。
PCやタブレット、スマホで手軽にスペリングの学習ができるのはとても便利だと思います。

さらに、正解するまで、何度も出題され続ける(!)で、記憶にも残りやすいというわけです。

また、4択問題がこちら。
つまり、英語→日本語 日本語→英語、両方の学習が出来ます。

さらにスタディギアの優れているところは、自動で学習状況を管理してくれるところ!!

ひたすらにスタディギアの良さを伝えたい!

<学習管理画面がこちら>

画面をみてわかるように、試験日までのカウント、各単元の学習進行状況、1日の学習時間の設定など、やる気になれる情報を視覚的に訴えかけてくれます。

単熟語だけではなく、文法、長文、リスニングまでは無料の「ライトプラン」で学習可能です。これでも十分すぎるくらいなのですが、

さらに、英検を受検する場合はクーポンが発行され、3プランあるうちの真ん中のプラン、「ベーシックプラン」が期間限定で学習可能になります。

だから、受験申し込みをした人は、クーポンを使わない手はない!
まだ使っていない人がいたら、参考書は増やさないで、スタディギアをやってみてください。

ベーシックプランでは、ライティング対策や過去問1回分など、実際の英検の出題形式に則した学習ができます。
無料とクーポンで、ここまで密度が濃い勉強ができるのは、単純にすごいです。

単熟語と一緒に読解力も養う

さらに、単熟語を覚えながら、無理なく長文対策もできる教材を使いました。それが、
「文で覚える単熟語」、通称「文単」です。

長文問題をひとつ解くのは、こどもにとっては重労働です(大人でもしんどい…)。しかも数をこなすなんて…。またまた無理です。そこでこの本です。

これはもともと単熟語を覚えるための本ですが、同時に、長文の読解力アップにも使えるんです!

1テーマにつき、長文過ぎない量の文章が書かれています。大体1段落程度でしょうか。

この文章がまた秀逸で、
1~10テーマに分かれていて、すべて異なるテーマなのです。1テーマにつき、このような文章が8つずつ用意されています。たとえば、一部を要約すると、

  • 「仕事・生活」…主婦の投資や働き方、結婚、仕事のメールなど
  • 「学校・教育」…国際教育や卒業、学校生活など
  • 「食事・買い物」…食材価格の高騰や食品ブーム、料理、返金要求などなど
                              旺文社 文で覚える単熟語{三丁版}より

小学生には馴染みのないテーマばかりです。しかしこの本によると、準2級の長文問題では、過去に同様のテーマで出題された問題例が挙げられています。

いざ試験で難しいテーマに出会うと、それだけで子どもは混乱してしまいます。

そうならないために、中程度の文章をたくさん読んで、見慣れないテーマにも慣らしておく。

しかも、短めの文章ながら、ある程度の起承転結をもった構成なのです。(中途半端に終わっているものもあります)

ですから見慣れない、馴染みのないテーマでも、子どもが内容理解しやすいように、よく考えられていると思います。

文単をやりながら、過去問で腕試しをする!

これで効率よくメリハリをつけながら学習がおすすめです。

ポイント② 文法力の底上げ!

冒頭にも述べましたが、準2級の文法は、難しいです。

複雑な構文、名詞の修飾が増え、文章自体が長くなります。

参考書を買って、ひとつひとつ丁寧に、新規の文法を学ぶことも、アリだとは思います。

しかし、わたしたちには、6年生のうちに準2級合格という目標がありました。

そのやり方では、圧倒的に時間が足りないと思ったのです。

そこで、スタディギアの登場です。

広範囲な文法を、演習形式でとにかく解く。スタディギアの文法問題は、語句の並び替えと、4択問題です。

各単語をドラッグして並び替えます。

問題につまづいたとき、繰り返し言ったことは、
基本的な英語の文章のかたちを身に着ける、「主語+動詞+目的語」
これだけです。
この並び方だけは絶対に変わらないから、常に意識するように伝えました。

そしてもうひとつ、「この文の主語はだれ?主語はなに?」という問いかけ。
主語がわからず、文章を組み立てることができないパターンが多かったのです。
主語を見つけると、後に続く動詞や目的語、名詞の場所が自然とわかるからです。

このやり方で、語句の並びを考えながら、文章全体で文法の型を感覚的につかむよう、練習しました。

まとめ

  • 単語、熟語は、範囲を絞る!見て覚えるだけではなく、スペル練習や文章全体で覚える!
  • 文法は、参考書で単元ごとにやる時間はないので、まずは基本文型を体に覚えこませる!
    (並び替え、選択問題などの演習形式で学習をすすめる
  • 長文問題にこだわりすぎない!短めの文章を繰り返し読んで、内容理解力を身に着ける!

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