小学生、放課後なにしてる?よりよい時間の使い方、過ごし方とは?

当ページのリンクには広告が含まれています。

我が子の放課後の過ごし方に、不安になったことはありませんか?

遊びと勉強のバランスをどうしたらよいのか、習い事の頻度はどのくらいが適切なのか、不安は尽きませんよね。

本記事では、現状から考える、よりよい時間の使い方について、情報提供しています。

少し抽象的な内容かもしれませんが、「知っている」のと、「知らない」のでは、大きな違いです。

こんなお悩み、ありませんか?
  • お子さんが帰宅後に時間を持て余しているが、どうしたらよいか迷っている
  • できれば放課後の時間を有意義に使ってほしいと考えているが、どのようなフォローが妥当か、わからない
目次

小学生の放課後の過ごし方 調査結果

新潟県見附市による平成25年7月実施/「小学生の放課後の過ごし方に関する保護者アンケート結果によると、3年生までは午後3時台の帰宅時間が多く、4年生からは午後4時台がほとんど。

低学年児童の方がより長く放課後を過ごすことから、学習面や生活面で、頭を悩ませる保護者が多いのが実情です。

具体的な放課後の過ごし方についての結果がこちら。

放課後の過ごし方調査結果グラフ
調査結果を基に作成
こっきー
こっきー

多くの児童が自宅で過ごしており、それ以外は公園や友達の家、塾や習い事ですね

では、学年別ではどうでしょうか?

学年と放課後の過ごし方の、深い関係

「小学生の放課後の過ごし方に関する研究」(2015年 佐藤哲康・生駒忍・蓮見元子・北原靖子・河嶋健太郎)によると、

学年による放課後の過ごし方の差異
調査結果を基に作成

高学年になるほど、放課後に身体を動かさなくなっており、特に女子においてこの傾向が顕著だったそうです。

また高学年は、低学年に比べて放課後に自分の自由な時間を過ごすことが多いことがわかりました。

このことから佐藤らは、以下のように考察しています。

小学生の放課後の過ごし方は、児童の学年と大きく関わりを持っている。高学年になるにつれて学童保育や放課後子ども教室を利用せず、自宅で過ごす児童や習い事をしている児童が増加している現状は、関・川上・菅沼(2006)が指摘している小学生における放課後の時間の使い方が多様化・複雑化の予測と一致する。

「小学生の放課後の過ごし方に関する研究」(2015年 佐藤哲康・生駒忍・蓮見元子・北原靖子・河嶋健太郎)

我が子たちの放課後の過ごし方 変遷

現在小学6年生の長男の、1週間のスケジュールを振り返ってみました。

確かに低学年時代は放課後の時間を持て余していたので、時間を埋める意図もあって習い事を多くしていました。

現状は塾に行く理由がないので、学習面は英語のみ。

まさに高学年になって体を動かすことが減ったので、週1回空手を習っています。

1年生      英語 スイミング 体操     
2年生スイミング英語(Ecc)
3年生スイミング英語(Ecc)
4年生英語(Ecc)
5年生英語(Ecc)
6年生空手英語(Ecc)
長男の一週間
長男6年生
長男6年生

低学年のころのほうが外で遊んでたよ。3.4年生くらいからゲームが増えたかな。
平日は友達も塾や習い事が多くて、遊びたくても予定がなかなか合わないよ。
習い事がない日は、宿題と英語の勉強が終わったら自由にしてる。

遊びたくても友人も塾や習い事がり、お互いの予定が合わないことも、自宅で過ごすことが増えている原因のひとつです。

また現在小4の長女は、まだまだ遊びたい時期のようです。少しずつ、周りの友達の状況が変わり始めています。

長女4年生
長女4年生

まだ公園遊びにも行くよ。2.3年生のときはコロナ禍で、なかなか公園で遊べなかった。友達が習い事をやめて、塾に行きだした。でも習い事をいくつかやっている子も、たくさんいるよ。

放課後の過ごし方が変化した、3つの背景

子どもたちの放課後の過ごし方が多様化・複雑化した背景として、以下が挙げられます。

学童保育利用の変化

学童は毎年増設されているものの、東京や千葉、埼玉など一部地域では、まだまだ学童が足りていません。

公営学童の状況

厚生労働省の施策「令和3年度 放課後児童健全育成事業の実施状況」によると、
令和3年(2012年)は、登録児童数・放課後児童クラブ数ともに過去最高を更新しました。

登録児童数放課後児童クラブ数
令和3年度1,348,275人26,925か所
令和2年度1,311,008人26,625か所
令和3年度 放課後児童健全育成事業の実施状況より

待機児童数は13416人と、令和2年(15995人)に比べ、2579人減少しています。
2579人のうち、2400人が低学年です。
学童の利用者は低学年が多く、待機児童のほとんどが低学年であることがわかります。

民間学童の増加

政府の施策により公立学童数は増加しています。

一方で、民間学童がじわりと増加していることも、調査結果から明らかになりました。

学童は、選ぶ時代になりつつあります。

よりフォローが手厚く、特色をもった民間学童を選ぶ保護者も増えています。

遊びの変化

第一生命経済研究所ライフデザイン研究部による調査によると、

子ども達が外で遊ばなくなった理由として、主に以下の4点があります。

外で遊ばなくなった理由
(2008,的場康子 小学生の放課後の過ごし方の実態と母親の意識 より作成)

課外活動で忙しいだけではなく、地域の問題、室内でゲームをすることが増えるなど、時代の変化が影響しています。

保護者の就労形態の変化

先述の見附市の調査で、保護者の就労の有無、就労形態についての質問では、

父親の98.6%がフルタイム勤務、
母親の37.5%がフルタイム勤務、48.7%がパートタイム就労でした。

父親同様、8割以上の母親が働いていることがわかっています。

親が働いている間の時間を、子どもはどう過ごしたらよいか。

特に低学年であればあるほど、より慎重な配慮が必要です。

「小4の壁」を作らせない、放課後の過ごし方

低学年は、下校時間が早く、放課後の時間はたっぷりとあります。

だからこそ、高学年や中学生になった時、この時期の時間の使い方が大きく影響します。

大変だけど、最初の3年間が大事!です。

でも、わたしもそうでしたが…

多くの親が、入学してひと段落!新しい生活リズムに慣らすので精一杯!

…で、あっという間に12年、過ぎちゃうんです。

そうならないために、この記事読んで、ぜひ意識をもってもらえたら。

あっという間に小4はやってきます。

小1の壁をAランクとするなら、小4の壁はSランクでしょうか。
この壁ができてしまってからでは、遅いのです。


苦手な教科の爆誕と、勉強そのものが苦手&勉強する習慣がない子の出来上がりです。

勉強に悩む子ども

ここからリカバリーするのは、相当な努力が要ります。

なぜなら、子どもの精神面も成長しています。いっちょ前に意見するし、いいわけするし、嘘をつく、さぼる。

1年生のころのようなピュアさはないんです(笑)悲しいかな、3人の子育てで私は思い知りました…。

親のアドバイス(小言?)を、すんなり受け入れるわけがないのです。
だから、壁ができないように、低学年のうちから動きましょう!小4の壁を作らせない!ここ大事!(笑)

この件について、中山まちこさんのYouTube動画がとてもわかりやすいです。

中山さんは、元ベテラン塾講師の方です。

小学生や中学生の学習サポートに有益な情報をYouTubeやブログで発信しておられます。

動画では、ご自身のリアルな体験から、「低学年の時間の使い方の大切さ」について述べられています。

放課後のための、ハッピー投資

低学年の時間の使い方、家庭での過ごし方が、近い将来に大きく影響することがわかりました。

では、どんなフォローをしたらよいか、どう過ごしたらよいでしょうか?

楽しく学べる通信教材

「小学生は、勉強をするもの」

この認識すら出来ていない、あるいは認識が難しそう、というお子さんには、

楽しく学べる家庭学習用の通信教材がおすすめです。

タブレット学習をする女の子

特にベネッセの進研ゼミ小学生講座、「チャレンジタッチ」は、勉強を始めたばかりの1年生を飽きさせない工夫がたくさん。

【進研ゼミ小学講座】

ゲーム感覚でタブレットを操作しながら計算や漢字練習練習ができます。

オリジナルのキャラクターが登場し、学習をフォローします。詳しくはこちらから。

まずは資料請求してみましょう!

また、お子さんがタブレット端末に慣れている、

タブレット一本でシンプルに効率よく勉強を進めたいご家庭には、

スマイルゼミがおすすめです。

独自のタブレット端末は、ペンの操作性が抜群。まるで紙に書いているように手を動かすことができます。

保護者にアプリからその日の学習状況が通知されます。

仕事中でも、お子さんの様子が確認可能です。

離れていても、学習をそっと見守ることができるのが良い点です。

生活面のフォロー

また、保護者の長時間不在が多いご家庭には、キッズケータイやGPS、スマホの所持を検討するとよいでしょう。

スマホとキッズケータイのいいとこどり。子どもが使いたくなるプレスマホ、ハミックポケットです。

充実の見守り機能と、連絡・コミュニケーション手段が両立しています。

子どもが持ち歩きたくなるデザインや、豊富な機能によって、「不携帯」電話を防ぎます。

みまもりに特化したプレスマホ「Hamic」

放課後過ごし方 まとめ

高学年になると自宅で過ごす割合も増え、習い事や塾で忙しく遊ぶ時間がなくなっています。

子どもを取り巻く環境は、大きく変化しています。

低学年の場合は、放課後の有り余る時間を何も工夫せずに過ごしてしまうと、小4の壁にぶちあたる可能性があります。

小学校低学年のうちから、家庭で学習する習慣を。
そのための投資は、きっと私たちを少し楽にしてくれるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次