こんにちは、こっきーです。
石川投手、今期2勝目、おめでとうございます!!(2023年6月10日 対西武ライオンズにて)5月には22年連続勝利を飾り、ついに本日、今季2勝目を挙げることができましたね。
石川投手を激押しの夫は大喜びです(ライアン小川投手への熱い思いを語っているこっきーの夫ですが、実は、一番好きな選手は石川投手)。
交流戦もあと1週間。まだまだ楽しんでいきましょう!
こっきーブログでは、本記事で石川投手の強さの秘密を語るとともに、全力で応援を続けております。
あと 15 勝


石川投手は「小さな巨人」である

プロ野球選手としては小柄な(167cm73kg)石川投手、しかしその実績は、輝かしいものです。
まさに、付いた異名が「小さな巨人」です。
- 現役のNPB投手の中で、最多勝利数! 185勝!(名球会のボーダーまであと15勝…!)
(NPB公式データより)

個人的に、是が非でも達成してほしい!!
なぜ、ここまでの成績を残せているのか?石川投手を語るうえで、解きたいナゾ。
それは…、打者が、「なぜか打てない」こと。詳しくみていきましょう。
なぜ、打てない…?

石川投手の平均球速は、ストレートで132キロ、MAX139キロ。参考までに、奥川投手、清水投手が146キロ(ストレート)。甲子園出場投手のストレートの平均が134.8キロ。
つまり、球児と同じくらいということになります。スワローズ内でも、球速130キロ台の投手は、石川選手だけです。
石川選手が、多彩な変化球を精緻に操り打者を翻弄するピッチャーであることは、あまりにも有名です。その変化球の種類は、
❝スライダー、シンカー、カットボール、シュート、稀にカーブやチェンジアップなど❞

そんなにあるの!!
このように非常に多く、さらにフォークに至っては、2013年に習得しています(wikipediaより)。
多彩な変化球を精緻に操るとはいえ…、球速を考えると、
プロの打者は、「なぜ、打てない!?」という、最初の疑問が生まれるわけです。
そこで、石川投手の、ここがスゴイ!!
打者が翻弄される理由を、ひも解いていきましょう。

石川投手のここがスゴイ!2大ポイント

それでは、1つずつポイントを解説します。
ポイント① 針の穴を通すコントロール
言わずと知れた、精緻なコントロール。
しかも、全球種、コントロールが良いのです。平均与四死球率、1.81、歴代29位の記録です。
さらに、わずかにボールを動かして、芯を外して打ち取っているのです。
各々の投手には「得意な球」があります。
決め球で打ち取るパターンはおおよそ想像することができるので、打者もある程度配球を読みながら打ちに行くわけですが…。
石川投手の場合、球種が多すぎて、「どれが決め球かわからない」!それゆえ、投球のストーリーを何パターンも描けるわけです。
何パターンも投球ストーリーを持っている投手は、打者にとっては脅威になります。
- 打者は配球パターンを読めない、配球を絞れないこと
- 打者が、ボールを「とらえた!」を思っても、わずかにボールを動かされているため、打ち取られてしまう!
これが、けして速い球ではないにも関わらず、打者が打ちとられてしまう理由です。

古田さん、相川さん、ムーチョ(中村)という、球界を代表する捕手たちが、石川さんの強みをさらに輝かせている!と考えています
次にもうひとつ、石川投手の「ここがスゴイ!」ポイントを紹介します。

ポイント② 強靭なフィジカル
石川投手が、①で述べた技術を維持・向上させている、その源は、なんといっても「強靭な肉体」!
石川投手の長期離脱についても調べましたが、これが、ないのです。
2004年:春季キャンプ中に発症した左ひじ痛の影響で開幕2軍スタートするも、4月半ばには、早くも1軍に昇格。
2005年:オフに左足を疲労骨折するも、開幕には間に合わせる(なんてタフ!)wikipediaより
調べる限り、これ以上のケガや長期離脱はありませんでした。まさに、鉄人の体ですね。

実はこんなところもスゴイ!

夫のように、野球経験者の方々にはあるあるだと思いますが、
石川投手は、投球リズムが良いピッチャーなのです。
投手がぽんぽんとリズムよく投げてくれると、守備についている野手陣は、とても守りやすい。ひいては、攻撃の流れに良い影響を与えるのだそう。(石川投手に打線の援護がない時期もあったけど…)
ではなぜ、投球のテンポが悪いと守備陣は嫌な気持ちになるのでしょうか?
- とにかく守備の時間が長くなる。すると疲労や士気の低下につながりやすい
- 球のコースや球種によって、守備位置を変えているため、コントロールが悪いと、守備位置を調整している意味がなくなってしまう

テンポが悪かったり、コントロールが悪いピッチャーだと、正直守っていてしんどい…。
投球リズムの良さは、優れた投手の証。石川投手のすごさがわかりますよね。
石川投手のすごいところをまとめると

- 精緻なコントロールで多彩な変化球を操る
- その球種の多さに、打者も配球が絞れない!決め球がわからない
(針の穴を通すようなコントロールで、わずかにボールを動かし、芯を外して打者を打ち取っている) - 入団以来、長期離脱のない強靭な肉体が、その技術を維持・向上させている
- さらにコントロールの良さに加えて投球リズムの良さで、守備につくほかの選手をも鼓舞している
今シーズンも、石川投手の活躍に胸を躍らせています。ぜひ打者の皆さま、石川投手が先発の日は、打ってほしい!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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